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■■ アルコールとウコン  ■■
●肝臓にいいから二日酔いに抜群の効果
 沖縄で二日酔いの特効薬といえば「ウコン」です。沖縄の人々が毎晩アルコール度の強い泡盛を飲んでいても、泡盛とともに、あるいは泡盛を飲んだ後にウコンを摩り下ろした汁を飲むことで、翌日はすっきり爽快な朝を迎えられるというわけです。
 発酵ウコンが開発されるまで、日本では沖縄人だけの知恵だったウコンの二日酔い防止効果ですが、最近では、東京のサラリーマンの間でも、かなり話題となっているようです。
 ウコンがなぜ二日酔いに利くかを説明する前に、まず二日酔いのメカニズムについて説明しましょう。お酒として体内に入ったアルコールは十二指腸で吸収されます。次に肝臓に運ばれ、ここでアセトアルデヒドという物質に変化します。このアセトアルデヒドというのは非常に毒性が強く、頭痛、むかつきといった二日酔いの原因となります。アセトアルデヒドは肝臓で酢酸に変化し、最終的には炭酸ガスと水に分解されます。しかし、肝臓の処理能力を超えたアルコールを摂取すれば、当然血液中にアセトアルデヒドが残留し、二日酔いになるというわけです。つまり、飲み始めてから目が覚めるまでの間に、肝臓のアルコール処理能力が強化されていればアセトアルデヒドは分解されて二日酔いにならない、そして、その肝臓強化剤がウコンなのです。ウコンがなぜ肝機能を強化するのかについては、現在でも様々な研究が行われています。しかし、これまでにも肝臓で作られる胆汁の分泌量が増加するなど、明らかに肝臓の機能を強化させているとのテスト結果が東北大学、東京理科大学等、多くの研究機関で発表されています。


●マウス実験でも証明されたアルコール分解促進効果
 発酵ウコンのパワーの基本ともいえる発酵ウコンのアルコール分解促進については、琉球大学の本郷名誉教授のグループがおもしろい実験を行いました。
 この実験は、まずラットに基本食と基本食に1%の発酵ウコンを混ぜた食事を与えるグループに分けます。そして水の代わりに10%のアルコールを与えながらそれぞれを28日間飼育し、ラットの肝臓のアセトアルデヒド分解能力を検査したのです。結果は、発酵ウコンを摂取したラットのアセトアルデヒド分解能力は、基本食しか摂取していないラットに比べて5割近くアップしていたのです。
 つまり、日常的にアルコールを飲んでいても、発酵ウコンを摂取していれば、肝臓の機能はアップするのです。この結果を見ると、お酒を飲みながら発酵ウコンを飲むことでアルコール性肝炎を治してしまったという経験者の話も、うなずけてしまいます。
 次に、前述の実験と同様に、基本食と発酵ウコン1%を加えた食事で28日間飼育したラットそれぞれに、20%のアルコールを体重100グラムに対して1ミリリットル飲ませました。そして30分後にラットから採血して血中のアルコール、アセトアルデヒドの濃度を測定しました。やはり、発酵ウコンを与えたラットはアルコールの分解で約20%、アセトアルデヒドの分解については倍近い驚異的な機能アップをみせたのです。
 この検査結果は、アルコールを飲んでわずか30分後のものですから、発酵ウコンを飲むとお酒に強くなる、二日酔いをしない、といった使用者たちの声を裏付ける十分なデータといえるのです。



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