ウコンを知る・楽しむ

  • ウコンとは
  • ウコンの効果
  • なぜ発酵なのか
  • 参考書籍
  • 関連情報
  • 体験者の改善事例
  • 研究会のご紹介
  • 発酵ウコン

参考書籍

参考書籍

活性酸素を減らせはガンも老化も防げる

ジョギング神話の危険な落とし穴

体にいいはずのジョギングの最中に、急死したり倒れたりする人が多いという事実をご存知ですか?
ジョギングやスポーツ愛好家などに、ひときわ衝撃を与えたのが、次の二人のケースです。

一人は、アメリカのジム・フィックス。
彼はジョギングの創始者で、みずからジョギングを楽しみながら、体力増強を実践してきた人です。
ところが、1984年、ジョギングをしている途中で急死。まだ52歳の若さでした。

もう一人は、日本医科大学教授で老人医学の権威だった金子仁氏。
自分のヘルスアップのために、ジョギングをとり入れていましたが、1987年、やはり走っているときに死亡。
享年64歳でした。

これまで、ジョギングはヘルスコントロールに最適といわれ、
年齢に関係なくつづけられるスポーツとして愛されてきました。
にもかかわらず、こんな思いがけない事故がいくつも起こっているのです。

運動はむしろ体によくない

早い話が、スポーツは体にとって必ずしもプラスではない。むしろ悪い影響をおよぼすこともある・・・。
そんなショッキングな事実が、どんどん明らかになってきているのです。

私たちは、酸素をとり入れて生きています。
体を動かすと、呼吸数が急速に増して、酸素を大量に摂取することになります。
こうしてとり入れられた酸素の一部は、体内で化学変化を起こして、強烈な毒性を持つ物質をつくり出します。
これが、「活性酸素」です。

活性という言葉から、いかにも体に有益な物質をイメージする方もいるでしょう。
しかし、真相は、細胞や組織をむしばみ、長期的には、私たちを病気に追いやる性質をもった物質です。
運動量が増加すると、体内で発生する活性酸素もふえます。
皮肉なことに、元気で若々しい体を目ざしてスポーツをすればするほど、ますます有害物質を抱え込むことになるのです。

※40才を過ぎたら過激な運動はできるだけ避け、適度なウォーキング等をおすすめします。

活性酸素が万病のもとだった!

※活性酸素の意味
 活性酸素の「活性」の意味を科学的に解釈すると、「反応性に富んだ」ということ。
 従って反応性の強い酸素と解すればよい。

活性酸素は、いってみれば細胞をむしばむ「サビ」です。

リンゴを半分に切って放置しておくと、切り口が赤くなってきますね。
これは、吸気中の酸素によって、リンゴの表面が酸化したからです。
同様に、むき出しの鉄が赤く腐食したり、ゴムがボロボロになったりするのも酸素のしわざです。

実は、体内でも、これと同じ現象が起きています。
活性酸素によって、細胞が酸化されてサビつくと、ガン、糖尿病、脳卒中、心筋梗塞などの生活習慣病を引き起こします。
先に述べたジョギング中の急死事故も、活性酸素が関与していたのではないか、と考えられます。
活性酸素は万病のもと。死の使いと言いかえてもいいでしょう。

しかも、この活性が生じるのは、スポーツをしているときだけではありません。
量の多少はあれ、ふだん呼吸しているだけでも私たちの体内には、この凶暴な”テロリスト”が生まれます。
もし、このような有害分子をほうっておけば、早晩、私たちの細胞はむしばまれてしまいます。

けれども、万物の創造主は、われわれに身を守る術を与えてくれていました。
実は、体のなかに、活性酸素をとり押さえる物質も同時に備えられているのです。
それが、スカベンジャー(活性酸素を除去する物質)と呼ばれる体内防衛軍です。

活性酸素が発生しても、私たちの体内でスカベンジャーが迎撃してくれれば、サビつきを防ぐことができます。
おかげで、いますぐ病気にならずにすんでいるわけです。
もっとも、このスカベンジャーのサビ防止パワーも、25~40歳をピークに、年齢とともにダウンします。
だとすれば、それ以降、われわれは、活性酸素の暴挙を抑えきれずに手をこまねいていなくてはいけないのでしょうか?

※活性酸素の有益性
 活性酸素には、体内に侵入するウィルスや細菌を防ぎ死滅させる力があります。