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発酵ウコンの生理活性に関する学術的背景

発酵ウコンの病理効果)

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花粉症

花粉症はスギやヒノキの花粉などで起るアレルギー性結膜炎とアレルギー性鼻炎を主症状とする
結合型アレルギー疾患です。
近年原因はよくわかっていないが患者が急増しており、人口の16%約2,000万人と推計され、
社会問題化しています。

しかし現在アレルゲンの刺激によりマスト細胞に蓄積されているヒスタミンの放出によって
引き起こされることはつきとめられていますが、詳しい発症メカニズムは分っておらず、根本的治療法はなく、
症状を軽くする抗ヒスタミン剤を投与する対処療法に依存しています。

花粉症には素朴な疑問が二つあります。
一つはスギやヒノキは日本人と先史時代より共存してきている植物であり、生体は充分認識しているはずなのに
何故それが急にアレルゲンになるのかという問題です。
それともう一つは、近年になって患者が急増したことです。
そこに何か別のファクター(例えばNox、Soxなど)が介在しているのではないかという
問題提起も為されているかよく分っていないのが現状です。

このような花粉症対策に発酵ウコンは個人差はありますが、かなりの程度効能を発揮します。
作用機序は全く不明ですが臨床結果から明らかにされています。
発酵ウコンの花粉症の抑制効果はテトラヒドロクルクミンによる酸化ストレスの抑制、細胞内PHの正常化、
生体内の極性の正常化に起因しているのではないかと我々は考えています。
この花粉症という不可解な疾患には量子生化学的視点が必要です。