入浴時に使用済み発酵ウコンのティーパックでパッティング
発酵ウコンというと「肝臓の救世主」というイメージがありますが、
老化が原因で皮膚が痒くなる「老人性掻痒症」にも効果があるという報告があります。
Kさん(60)は、それまで病気らしい病気もしなかったのですが1年前、突然両腕の痒みに襲われました。
病院での診断は「老人性掻痒症」で、医師の説明では皮膚の老化が原因で決定的な治療法はないということでした。
Kさんは売薬で痒みを紛らわせていましたが、
ある日テーブルに放置してあった発酵ウコン茶の使用済みティーバッグに気付き、
入浴時に使ってみようと思い立ったそうです。
「口にするものだから、皮膚に使っても悪いことはないだろう」
アトピーのようなひどい痒みではないだけに、Kさんもちょっとした冒険心で始めたわけですが、
これが功を奏し、入浴後の爽快感はもちろん、皮膚の痒みも治まっていたのです。
以来、Kさんは入浴剤代わりに発酵ウコン茶を使用し、
現在ではカサついていた肌がしっとりし、痒みもまるで感じなくなったそうです。
発酵ウコンの効果については、未だ不明の部分が多いのですが、
東南アジアではウコンが皮膚病にも利用されています。
また、インドでは女性の美肌対策としても古くから利用されています。
これはKさん同様に、医学、科学的根拠よりも先人の経験則を伝承してきた民間療法をヒントに開発、
科学合成されてきているということです。
「老人性掻痒症」は老化が原因、若返りの薬が発明でもされない限り、根治はありえません。
発酵ウコンの抗酸化作用や未だ未解明なウコンの有効成分が老化(酸化)を抑えたのではないでしょうか。